注文住宅の初心者のために!家づくりの基本をわかりやすく紹介します!

注文住宅は建て売り住宅の戸建てに比べると、概ね2割から3割以上は予算が増えるとされています。予算面を自己資金でカバーするのは稀で、注文住宅では基本的に住宅ローンを利用する流れになります。住宅ローンの返済プランには元利均等返済と元金均等返済の二種類があります。前者では当面の間、利息ばかりを支払うことになるのでなかなか元本が減少しません。後者は元本も減少するかわりに金利が高く設定される傾向があります。

注文住宅のことが全くわからない!何からスタートすべき?

注文住宅の建築をスタートすることは、多くの人々にとって一生に一度の大きな投資であり、非常に重要な決定です。最初に理解すべきことは、注文住宅とは建築家やハウスメーカーなどのプロのアドバイスを受け、自分たちのライフスタイルや好みに合わせて設計された、オリジナルの家のことです。 まず、住宅を建てるためには、あなた自身がどのような家を望んでいるかを明確にする必要があります。どのようなスタイルの家が好きか家族の構成や生活スタイルに合わせた間取りは何か、またどのような予算を考えていますか?これらの質問に答えることが、最初のステップです。 次に、建築家やハウスメーカーとの面談を行い彼らがどのような提案をしてくれるかを聞いてみることが重要です。彼らはあなたの予算やライフスタイルに合わせた提案を行い、設計から施工までの全プロセスをサポートしてくれます。 注文住宅を建てる際には、建築基準法や法令に沿った手続きが必要です。建築家やハウスメーカーがこれらの手続きを代行してくれる場合もありますが、あなた自身でも理解しておく必要があります。 最後に注文住宅を建てる場合は、工期や予算の管理が重要です。建築家やハウスメーカーとの打ち合わせやコミュニケーションを密に行い、スケジュールや費用の進捗状況を把握することが大切です。

インターネット?情報誌?それとも折込チラシ?注文住宅の情報収集をするならどれ?

注文住宅を建てる際には情報の収集が欠かせません。情報収集の方法としてはインターネット、折込チラシなどがあります。どれを選ぶかは自分のライフスタイルや好み予算、時間などによって異なりますが以下ではそれぞれの特徴やメリットやデメリットを紹介します。 まずはインターネットですがインターネットで様々な情報を手軽に入手することができるのです。特に、建築業者やハウスメーカーのウェブサイトやSNSなどからは建物の写真や間取り、価格帯、施工実績などが簡単に見られます。口コミや評価も調べることができそのため、比較的時間に余裕がある人や情報収集を自分で行いたい人にはおすすめです。インターネット上の情報は正確性や信憑性に欠ける場合があるため、注意が必要です。 次に情報誌ですが建築業者やハウスメーカーが発行する情報誌には、注文住宅の最新情報や施工実績が掲載されています。専門誌では建築家のインタビューや設計事例が紹介されていることもあります。情報誌は専門的な知識を持っている人や、デザインや設計にこだわりたい人にはおすすめです。ただし情報誌は定期的に発行されるため、最新情報については注意が必要です。

注文住宅の展示場は有力な情報源!ここで何がわかる?

注文住宅の展示場は、家を建てる前に実際に見て触れることができる場所であり有力な情報源となっています。ここでは、以下のような情報を得ることができます。 注文住宅の展示場では、実際に建てられた家を見ることができそのため、家の設計や仕様を具体的に確認することができるのです。例えば各部屋の広さやレイアウトやキッチンやバスルームの設備、窓やドアの種類などは大事です。注文住宅のそこでは、建材や仕上げ材料を実際に見ることができます。外壁の材質や色、床や壁のタイルやフローリング、キッチンカウンターの素材など、自分が希望する素材や色がどのように使われているのかを確認することができます。 住宅の会場では、建築技術や施工方法に関する情報を得ることができるのです。断熱材や防音材の種類や厚さ、基礎の強度や耐震性など、自分が希望する施工方法や建築技術がどのように実現されているのかを確認することができます。 注文住宅の会場では、建てたい家の価格や費用に関する情報を得ることができ例えば、建てたい家の面積や設計によってかかる費用、追加オプションの価格など自分が希望する家の価格帯や費用の目安を知ることができます。

そもそも注文住宅を建てる理由とは?どんな人々が希望する?

建売住宅ではなく敢えて注文住宅を建てる方の理由に関しては、当然ながら好みの外観に仕上げることができ、屋内側も自由設計で部屋数を適正化できることや、水回りの設備も希望する機種を選べることをあげられます。建売住宅の場合では窯業製サイディングを採用していたり、屋内側は合板タイプのフローリングや水回りにはクッションフロアを採用していることが多い傾向にあります。注文住宅であれば床材は無垢フローリングに指定できたり、水回りにはタイルを使うこともできるメリットに希望する方が多い理由になります。外壁材においても窯業製サイディングは見た目は良いのですが、耐候性に劣ることがデメリットになるので、タイル式のパネルの外壁材を採用することにより、メンテナンスフリーで塗り替えも不要な外観を保てることも注文住宅を希望する方に多い傾向にあります。間取りに関しても従来型の6畳の居室ではなく、自由自在な坪数に室内を仕上げられることも注文住宅を希望する方の魅力になるのではないでしょうか。

著者:黒崎信太郎

筆者プロフィール

香川県高松市生まれ。子供たちも大きくなってきたので注文住宅を検討中。
高松市 注文住宅