元利均等返済?元金均等返済?注文住宅でローンを組むなら2つの返済方法を理解すべし!

元利均等返済?元金均等返済?注文住宅でローンを組むなら2つの返済方法を理解すべし!

注文住宅を建てる際に住宅ローンを活用するのであれば、元利均等返済と元金均等返済という2つの方法を理解する必要があります。まず元利均等返済とはどんなものかというと、元金と利息の合計である毎回の払う額が一定である支払い方法のことを言います。借りたばかりの頃は利息の部分が大きく元金を返す分が少ないですが、期間が経過することによって元金の部分が大きくなるという特徴があります。これだと毎月一定の額を支払うことになるので、無理なく返していくことができます。元金均等返済とは、毎回の支払う額の内、元金の部分が一定となる返済方法です。借り入れ当初は利息の分が高いので、その分月々に払う額も高いですが、時間の経過とともに利息額が減り、毎月の払う額も下がります。住宅ローンを組んだ時は資金に余裕があるけど、年数が進むにつれて教育費が多くかかってしまうような家庭におすすめです。総返済額は元利均等返済の方が多くなります。このようなことを理解した上で、注文住宅を建てるようにしましょう。

注文住宅の金利タイプとメリットデメリット

注文住宅を建てる時に利用できる金利は、大きく分けて2種類あります。中でも選択する人が多いと言われるのが固定金利です。 文字通り完済まで金額が固定される金利タイプのことを言います。毎月支払う金額も同じように固定されるので、数十年返済が続く注文住宅のローンでも、先の計画が立てやすいのが強みです。キャリアアップ以外で収入が大きな変化がない、サラリーマンに適しています。ただし、返済の安定というメリットが得られる代わりに、金利の額が高めに設定されるのがデメリットです。 もう一つの変動金利は、定期的な見直しで金額が変わるタイプになります。半年に1回のタイミングで見直しをされるのが一般的ですが、必ずしも金額が変わるとは限りません。完済まで金利が変わらないければ、トータルの出費を抑えられるのがメリットです。見直しで高くなることもあるので、完済までの数十年間変動を気にし続けなくてはいけない点はデメリットと言えます。

著者:黒崎信太郎

筆者プロフィール

香川県高松市生まれ。子供たちも大きくなってきたので注文住宅を検討中。